結婚、夫婦

【意外と解決してしまう!?】結婚のメリットとデメリット問題

結婚する友達が増えてきて、色々考えるようになったけどどうも踏ん切りがつかない…

そもそも結婚する意味とは何なのか…

今は自由気ままに暮らせているしなぁ…

なんて思っている方も多いのではないでしょうか。

昨今、「結婚」について多種多様な考え方があり、様々な選択をされる人が増えてきています。

それこそ、「結婚するメリットやデメリット」を比較して身の振り方を決める方もいらっしゃるのではないでしょうか。

おそらく検索をかけてこの記事にたどり着いた方はそのような思いをもって調べられた事と思います。

この記事では「結婚は素晴らしい事である」という考えを前提に、いかに人生が豊かに幸せになるのかという観点で実体験も踏まえてご紹介していきます。

「結婚はデメリットが多くてしたくない」や「今のパートナーと結婚をするべきかどうか」など結婚に悩んでいる方が、より良い選択をして幸せな結婚生活を送れる手助けとなれば幸いです。

この記事はこんな方に向けた内容です

・彼女もしくは彼氏とお付き合いをしている方

・彼女や彼氏が欲しいと思っている方

・30代、独身の方

・マッチングアプリや結婚相談所への登録を考えている方

・結婚にはデメリットが多いと感じている方

この記事ではこのようなお悩みを解決に導きます

・今お付き合いしている方との結婚自体に悩んでいる

・結婚したいと思っているが怖くて決心がつかない

・そもそも結婚とはどういうものなのか捉え方が分からない

・パートナーはいるが自分の時間がなくなるのが嫌だ

「結婚」と「メリット・デメリット」


まずここで申し上げたい事は、

「結婚」と「メリット・デメリット」を同じテーブルに乗せて語る事ができない

ということです。

要するに、結婚はメリットやデメリットなんていう無感情で乾いたコトバとは全く違った次元にあるものという事なのです。

「メリットやデメリット」は言い換えるならば「得な事と損な事」になりますが、「結婚」をそのコトバと同列に考える時点で、結婚を考えるのをやめるか、お付き合いしている方と別れられた方が良いと思っています。

厳しい意見のように聞こえるかもしれませんが、「結婚」とはそれだけ人の想いや感情と密接に関係しており、また人生を豊かに幸せに生きる為には非常に重要なものだと考えています。

ここからは「結婚」と「メリット・デメリット」を同列で捉えず、更に踏み込んだ「結婚観」についてお伝えしていきます。

結婚して幸福度が上がったと思える項目10選


まずは10選ご紹介します。

結婚して幸福度が上がったと思える項目10選

①好きな人とずっと一緒に居る事ができる事

②良い事も悪い事も共に経験できる事

③自分よりも家族(妻や子供)を優先して考えられる事

④両親に心から喜んでもらえている事

⑤新しい命と出会える事

⑥家で待っている人がいる喜び

⑦人として強くなれている事

⑧いつでも頼り頼られているという事

⑨将来の夢が膨らむ事

⑩社会の中で承認を得られている事

私は実際結婚をして子供ができてこれだけ幸福度が上がったと感じる事ができています。

「ほとんど独身でも味わえる感覚なのでは…」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

大前提として

独身の時(パートナーと同棲していたとしても)と結婚した後ではこれらの項目について得られる感覚は全く違った感覚なのです。

それではこの項目について、ひとつずつ説明していきます。

①好きな人とずっと一緒に居る事ができる事


これは結婚して最も幸せだと感じる事です。

そう思う回数も圧倒的に多いのがこれです。

私も結婚するまでこの感覚は経験がありませんでした。

「好きな人」は最初は恋人として好きという感覚と似ていますが、結婚して過ごす時間が長くなるにつれて「心の傍」に居る感覚、もっと言えばカラダの一部のように感じるようになります。

特に「精神的になくてはならない存在」になります。

そんな大切な存在と毎日同じ時間と空間で過ごす事ができるだけで、この上ない幸せなのです。

②良い事も悪い事も共に経験できる事


人生の中では大小関係なく良い事も悪い事も起きるものです。

その時一人かそうでないかは心の豊かさに大きな影響をもたらします。

楽しさや喜び、悲しさや悔しさなどの感情は共有できる人が隣にいると、良い事は何倍にも増し、悪い事は(精神面で)何倍も早く解決します。

子供の時、例えば友達とケンカして帰った日などは家族がいれば話す事ができて早く解決しますよね。

これが一人なら部屋に閉じこもって解決するまでの時間が長くかかってしまいます。

これと同じで「結婚」しているとあらゆる感情を共有でき、より人生が豊かなものになってきます。

③自分よりも家族(妻や子供)を優先して考えられる事


私は結婚してこれが一番の「驚き」でした。

私は非常に多趣味で、ひとつずつこだわっていたので独身時代は使えるほとんどの時間を趣味に割いてきました。(バイオリン、サックス、靴磨き、ファッション、登山、キャンプ、レストランでの食事、バー巡りなど)

結婚したらこの自分の時間を自由に割く事ができなくなると思っていた為、正直心配していました。

しかしふと思い立ったタイミングでプロポーズ(記念日でもなんでもない日でした)をして結婚し、今では子供もいるので家族に割く時間がほとんどになりましたが、驚いた事に今まで以上に楽しくて幸せなのです。

先程の趣味に割く時間が少なくなったのは事実ですが、諦めたという感覚は全くなく、「家族と過ごす時間に置き換わった」という感覚です。

しかも以前より幸福度は増しています。

④両親に心から喜んでもらえている事


自分が結婚する事で親が喜んでいる姿を見られるのは嬉しい気持ちになります。

私は男兄弟だったので母は娘ができる事を楽しみにしていたようで、妻と買い物へ行き凄く嬉しそうでした。

父は娘が欲しかったのですが、それが自分の子供では叶いませんでしたが、孫娘を抱いて「長生きするもんだな」と言いながら見た事ない笑顔で孫娘と遊んでいます。

そんな姿を見る事ができるだけで、人はこの上ない幸福感を得られます。

⑤新しい命と出会える事


当然結婚していなくても子供は産めますが、今の社会の中においては将来的な子供の幸せを考えると結婚をした状態で出産、育児を行う事が良いと考えています。(事実婚での出産の場合父親が親権を得られなかったりする為)

子供が生まれるのは非常に幸せな事で、また出会えた奇跡に感謝さえします。

さらに子供がいる事で夫婦の絆も固くなってきます。

子育てはお互いにとってストレスを感じる瞬間もあります。

しかし一緒に喜ぶ事、楽しい事、悩む事が増える事で、一緒に家族について考える時間も増えます。

夫と妻の足し算だったものが、子供が掛け算にして、何倍もの幸福感を与えてくれます。

結婚して子供を授かるからこそ(順番は問いません)社会的に安定した状態で幸福感を共有できるので、これ程幸せな事はありません。

⑥家で待っている人がいる喜び


そんなかけがえのない存在達が帰る家で自分を待っています。

家の中に入り出迎えてくれる人がいるだけで幸せを感じますが、それが自分が大好きな人が迎えてくれるので家に入る瞬間は一日の中でも非常に楽しみになります。

また、家の空間自体に対しても感じ方が変わってきます。

当初結婚前に一人で住んでいた家に結婚してから妻と一緒に住むようになりましたが、温もりや安らぎを強く感じるようになり、非常に愛着が湧いた感覚を今でも覚えています。

そこに大好きな人がいるだけで、「家」という空間そのものに新しい価値を感じるようになります。

⑦人として強くなれている事


結婚、子供と段階的に「責任感」が自然と生まれ、ちょっとした事でも揺るがない強い精神力を得ることができました。

それを窮屈に感じる方は「〜でなければいけない」などプレッシャーの側面で捉えていると思いますが、そうではなく「もっと〜してあげたい」という感覚の方が上回り、イキイキした毎日を過ごせています。

仕事をしている時も趣味の時もいつでも頭には家族の存在がいて、「どうしたら喜んでくれるか」という思いが強くなります。

当然独身の時は嬉しい時も悲しい時も感情のまま受け止めていましたが、結婚する事でそれが家族にとってどういう影響があるかを考えられる為、強くなれるのです。

⑧いつでも頼り、頼られているという事


人は自分が思っている以上に、精神的に頼りたい相手を求めているものです。

特に男性はプライドが高く弱さを見せられない所がある為気付きにくいのですが、心から頼れる相手が傍にいてくれている安心感は精神的な安定に繋がります。

また、それが一方通行なら心は満たされませんが、大好きな人に頼られる事もまた幸せな事なのです。

結婚をして一緒に暮らす事で、そのやりとりが毎日起こります。

頻度の問題でたまに妻の愚痴や文句が多く一方通行になった時、聞く側の夫はしんどくなる事もありますが、それはまた別のどこかの機会で自分も結婚相手を頼っているシーンがあるのです。

支え合って凸と凹を埋めていく事に対しても、幸せを感じることができるのです。

ちなみに、妻の愚痴の聞き方もまとめておりますので、こちらの記事もご覧ください。

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⑨将来の夢が膨らむ事


結婚して一つになる事で「将来の夢」も共有できるのです。

それは一人で思い描いていた時の将来の夢とは違い、常に大好きな人が夢の中に存在し、二人もしくは家族で叶えていく夢に変わります。

当然個人的な夢はあるとは思いますが、例えば

「どんな家庭を築きたい」

「老後はどこへ行って何をしたい」

「子供が結婚する頃にはどうなっていたい」

「子供が成長して大人になってからはこう感謝されるようになりたい」

などそこに誰かの存在があるのです。

私自身も独身の時は「最期に何が食べたい?」という質問に対して大好きな「パスタ」なんて答えていました。

しかし、今同じ質問をされれば「食べ物は何でもよくて家族と食事したい」と答えます。

カッコつけて言っている訳ではなく心からそう思えます。

ですので、結婚相手や家族と夢を思い描く事で更に幸せで豊かな人生を歩む事ができます。

⑩社会の中で承認を得られている事


これは「法的に」という意味も含まれています。

子供ができた時の親権問題など今の社会の中で結婚をする事には大きな価値があると思っています。

子供がいなかったとしても籍を入れて結婚している事で社会的な承認を得られている事になり、それを認識している二人の関係がより深まっていく事にも繋がります。

周りからも二人が結婚していると認識されている為、理性的になっていくという事です。

また、仕事や人間関係の中でも「結婚している人」という印象レベルの安心感を与える事にも繋がります。

その人を人格的に信用しやすくなるのです。

結婚した本人達はあまりこれを感じませんが、ここでも知らない間に「結婚」する事での恩恵を受けているのです。

結婚していても辛い時があるのは当然


ここまで結婚の良い所だけを伝えてきましたが、当然、結婚しているからこその辛さや苦しみもあります。

・一人でゆっくり過ごす時間が欲しい

・自由にお金を使えるようになりたい

・その日思いついた好きなものを食べたい

・親族付き合い

・重い責任がのしかかる

などが代表的なのではないでしょうか。

これらを自分一人で解決しようとしているからデメリットと感じるのではないでしょうか。

結婚している事で生まれる辛い事、苦しい事はありますが、それを二人もしくは家族全体で解決できるからこそ課題として生まれてくる事なのです。

この辛い事や苦しい事が定期的にやってくるので正直しんどい時もあります。

しかしそれを乗り越えた先に絆と呼べるほどの強固な関係性が築けるのが結婚なのです。

一般的に言われているデメリットを気にして結婚に踏み切れない方は、そもそもパートナーと結婚についての大切な話すらしっかりとできていないのではないでしょうか。

一見マイナスに見える側面でも大好きな、信頼できる人が横に居る事を考えれば、一般的に言われているデメリットなどは実は取るに足らない事柄だったりするのです。

まとめ


長文にも関わらずここまで読んで頂きありがとうございます。

いかがでしたでしょうか。

ここまで読んで頂いた方には「結婚」「メリット・デメリット」というコトバ自体が同じテーブルで語られる事がないという意味が分かると思います。

便利なサービスや没頭できる娯楽、オンライン上で築ける気軽な人間関係など世の中が「個」にシフトしていく中で、結婚するカップル数が減ってしまうのは頷けます。

しかし、一人の人間として一生を終えるなら大切な誰かと一緒に過ごす方が豊かさを感じられると思っています。

この記事を読んで、少しでも「結婚」に対してのイメージが良くなり、大切な人と深く関われる人が増えればそれ以上望む事はありません。

個人的な価値観も盛り込んでいる為賛否両論はあるかと思いますが、今一度「結婚」について真剣に考えるキッカケとなれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。