結婚、夫婦

【誰でも解決できる!】妻の愚痴を上手に聞くカンタンな秘訣とは

「結婚してから妻の愚痴がスゴい…」

「こんなに文句を言う人だったかな…」

「この愚痴を聞いている時間無駄だなぁ…」

こう思う夫は多いのではないでしょうか。
どうしてこうまで愚痴や文句がスラスラと出てくるのか。。
これが解決すれば…
と思ってしまうものです。

この記事では『妻の愚痴を上手に聞く方法』について、考え方からテクニック的な部分まで細かく解説します。

この記事はこんな方に向けた内容です

・これから結婚をする男性

・彼女と結婚を見据えた同棲を始める方

・結婚2年目以上を迎える男性

この記事ではこんなお悩みを解決に導きます

・妻から愚痴を毎日聞かされていて疲れている…

・妻の愚痴が止まらず問題を解決してあげたい…

・愚痴の聞き方があるなら知りたい

・愚痴を聞く時間が長く自分の時間を取られたくない…

愚痴や文句を言う相手はどういう人ですか?

まず、日常で自分が愚痴や文句を言う相手がいるとすればどういう人でしょうか。

それは、「信頼できる人」だと思います。

という事は、自分は妻から信頼されているという事ができるのだと思います。

仮に信頼されていなければ、愚痴や文句が自分に飛んでくる事はありません。

更に信頼されていなければ、愚痴の代わりにとりとめのない会話がなされるかというとそうではありません。

愚痴や文句がなくなると同時に、会話がなくなってしまうのです。

そうなると夫婦の会話は事務的な内容がメインになり、心が通う習慣がなくなり、夫婦関係に黄色信号が灯ってしまいます。

悪い方に話がいってしまい申し訳ありませんが、愚痴や文句が自分に来ている時点で一つのコミュニケーションが生まれています。

「自分を信頼して話をしてくれている」とマインドチェンジをして、妻のことを想い振る舞うようにしましょう。

持った方が楽になる心構えがあります

先程「マインドチェンジ」と言いましたが、妻の愚痴や文句に悩みを抱えているのなら、この「マインドチェンジ」が最も重要です。

「マインドチェンジ」というと、「男が譲るのか」と思われるかも知れませんが、そうでありません。

「女性は本来愚痴や文句を言うもの」なのです。

要するに愚痴や文句は特別な事ではなく、日常的にあるものとして理解するという事です。

なぜなら、あなたの事を信頼しているからなのです。

「そんなこと言われてもこっちが辛い思いをするだけじゃないか」と言いたくなる気持ちは分かります。

しかし、女性は信頼している相手には意見を求めるわけでもなくただ思いの丈をぶつける事が性(さが)なのです。

また、「その為に自分の時間を割く必要がある」という事も理解する必要があります。

愚痴や文句が始まると、色々あった日にはその話も長くなります。

そうすると、仕事終わりに趣味にあてるはずの時間や、ゆっくりくつろぐはずの時間が「奪われている」感覚になります。

予定にない時間を奪われるのはもの凄くストレスを感じてしまいますよね。

それが仕事終わりから寝る時間の間ならなおさらです。

しかし、最初からその時間を自分の中で予定してさえいれば、ストレスも軽減されます。

ストレスで耐えられない場合は

あまりに毎日長くてどうしてもストレスで耐えられない場合は、愚痴を聞いている最中ではなく、休日などにその旨を伝えましょう。

伝える時に「聞いてあげてる感」をできるだけださないように自分の時間を確保できるように話すと良いでしょう。

(敢えて伝え方の例文を出しませんが、一番妻の事を知っているあなたのコトバでちゃんと伝えるのが良いと思っています)

何故女性は男性よりも愚痴や文句を言うのか

これは人それぞれなので当てはまらない人もいるとは思いますが、私がウエディングプランナーの時に聞いた数十名の女性は概ね下記の理由でした。
(普通のプランナーは聞きませんが、私は新郎新婦の事を深く知る目的で聞いていました)

①怒りの気持ちを冷ます為

②老廃物を外に出す為

③確認の為

①怒りの気持ちを冷ます為

「感情」に非常に敏感な女性は、日常で抱いた怒りや不満(仕事や子育てやママ友の間など)について、その日誰かに話をするまでずっと体内でキープされています。

それを夫に話す時に「思い出し怒り」のように、あたかも怒りや不満を抱いたその現場にいるかのように感情が高まり、愚痴や文句がエスカレートしていくのです。

先程、ただ思いの丈をぶつける事が性(さが)だと書きましたが、まさにそれです。

その冷めやらぬ怒りを誰かに話して、初めて熱が冷めていくのです。

②老廃物を外に出す為

老廃物はまさに「怒りや不満」といったマイナスの感情です。

悲しみや寂しさなどもこれに含まれ、これらは先程と同様女性は信頼できる人(夫)に話すことで、老廃物を外に出してスッキリすることができるという感覚を持ち合わせています。

③確認の為

「確認」とは、妻が抱いた怒りや不満の感情は、誰から見ても正当な感情であるという確認(同意や共感)がしたいが為に話をするというものです。

「こういうことがあったんだけど、これっておかしくない!?ありえなくない!?」

という事を感じるのは「自分だけじゃないよね!?」という確認を取りにきているのです。

これに対しては、明らかに妻が間違っている場合を除き、「そうだね」と同意、共感で返してあげましょう。

少し違う程度ならその時は共感してあげ、全て話終えてクールダウンした後に、優しく自分の意見を話してあげるとその時には聞く耳がありますので、すんなり聞いてもらえる可能性が高まります。

女性が愚痴や文句をいう事で何も解決しないことは分かっているのです。

しかし、このような理由で女性は信頼できる人に対してその日抱いた感情を話してしまうのです。

男性はまずその事を理解した上で寄り添って話を聞いてあげる姿勢が大切です。

では今度は夫として具体的にどのように振る舞えば良いのか、についてお伝えしていきます。

夫がとる振る舞いはズバリこれ!聞き上手になる技術

こちらの項目は以下の通りです。

①共感ワード

②妻のコトバで繰り返して共感

③ 話が終わったらちょっとした自分の意見

こちらについて解説していきます。

①共感ワード

これは、妻が話す文脈に応じて「そうだね」「それは嫌だね」などの共感ワードを挟む事です。

ポイントは目を見る事以外何もしない事。

妻は感情に任せて一生懸命話をしているように見えますが、実は夫の行動や真剣に話を聞いているかどうかちゃんと見ています。

それも無視して話し続けるので夫は「聞く姿勢」に油断してしまいがちですが、妻の目を見て「それはありえないね」などの共感ワードを返してあげる事が大切です。

ケータイを見ながらカラダを別の方に向けて「へぇー。」

これは一番やってはいけません。

②妻のコトバで繰り返して共感

ポイントは「妻のコトバで」という部分です。

人は無意識に自分が言い慣れているコトバを選んで会話を組み立てています。

いわゆる口グセのようなものですが、例え意味としては同じでも、単語の順番が違っていたり同型異音語(意味は同じだがコトバは違う)だと相手にしっくりこない事があります。

ですので、例えば妻が

「鈴木先輩はいっつも私に面倒な業務の指示をしてくるくせに、自分は楽な仕事ばっかりして先に帰るんだよ!ありえなくない!?」

と言ったとしたら

「そうなんだ!鈴木先輩はいつも面倒な業務の指示をしてくるのに自分は楽な仕事ばっかりして先に帰るんだ!それはありえないね!」

と返してあげます。

これを

「えー!その先輩めんどくさい仕事ばっかり投げてくるのに自分は楽して先に帰るんだ!それは良くない!」

と返したところで全然違うコトバを使っているので、コトバを返された妻はあまりしっくりきません。

妻のコトバをよく聞いて、同じコトバで返してあげましょう。

③ 話が終わってからちょっとした自分の意見を言う

基本的には妻の愚痴や文句は目を見て聞いて、共感して、返してあげて、を繰り返して全て話終わったら終了。

となりますが、話の内容やその時の気分などで、夫の意見を聞きたい時もあるようなのです。

「なんじゃそれ」と言いたくなりますが、全て話し終わった後の妻の様子を見ながら意見を伝えるか、そうでないかを決めると良いと思います。

例えば全て話し終わって妻が席を立ったり、時計を見て「もうこんな時間!」と言ったりすればそこで終了で良いと思います。

しかし、煮え切らない顔で黙っている時などは「どうしたの?」と聞いてあげて、「○○(夫)はどう思うの?」などの質問があれば、自分の意見を返してあげましょう。

もう一度言いますが、基本的には話を最後まで聞いて、意見などは言わなくて良いケースの方が多いです。

そこはあなたが一番よく知る妻の様子で判断して下さい。

まとめ

ここまで読み進めて頂きありがとうございます。

日常の行動と比べて違った点はいくつありましたか?

是非この記事を読んだ今日から実践して下さい。

今回の記事の内容をカンタンにまとめます。

・愚痴や文句を言われる自分は信頼できる人の証

・愚痴を言われなくなる事が夫婦関係の黄色信号

・「女性は本来愚痴や文句を言うもの」というマインドチェンジが大切!

・愚痴や文句の理由は3つある
→クールダウン、老廃物を出す、確認の為

・男性が取る行動は3つだけ
→共感、繰り返し、話し終わりに自分の意見

この記事をきっかけに、より夫婦関係か良好になる事、また世の中の男性が女性を理解して行動に移せる事ができれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。