結婚、夫婦

【もうこれで安心!】失敗しない婚約指輪の選び方のポイント6選

プロポーズをするのに結婚指輪を贈りたい

しかし…

何をどう選んだら良いのか分からない…

いくらくらいのものが良いのだろう…

高価なものなのでミスはしたくない…

何が分からないのか分かっていないので不安…

など色んな「分からない」や「不安」が出て来ますよね。

この記事では元ウエディングプランナーが実際のカップルの声をもとに徹底解説!

婚約指輪に関する悩みを全て解決し、ハズさない婚約指輪選びができるようになります。

この記事はこんな方に向けた内容です

・プロポーズを考えている方

・プロポーズをして彼女と指輪選びをされる方

・婚約指輪について何も知識がない方

・プロポーズについて何が分からないか分からない方

この記事ではこんなお悩みを解決に導きます

・婚約指輪をどう作ったらいいか分からない

・婚約指輪で彼女の好みをハズしたくない!

・いくらくらいの指輪が良いのか分からない

・みんなどうしてるのかを知りたい

婚約指輪の選び方のポイント


ここではこちらの6項目に分けて徹底解説していきます。

婚約指輪の選び方のポイント

① 彼女の考え方は?

② サイズはどうする?

③ ダイヤモンドの「質」とは?

④ どんなデザインが良いの?

⑤ 価格はどのくらいのもの?

⑥ 今後の用途はどう考えているのだろう?

① 彼女の考え方は?


これは婚約指輪に対してどう考えているのかという事です。

「いらないと思っている」

「欲しいと思っている」

のどちらかという事。

今は様々な考え方があり、付き合っていても気づかないポイントなどがありますので詳しく解説していきます。

彼女が婚約指輪を「いらない」と思っている場合


この場合は下記の様なパターンがあります。

※いらない、欲しいの意思の確認方法は後にありますので是非最後まで見てくださいね!

▪️普段使用しないから必要ないと思っている


婚約指輪は通常ダイヤモンドがリングから飛び出た形で作られる事が多く、高価なものです。

高価で大切な指輪をつけるとなると、傷、紛失、TPOに合わないなどの懸念から日常的につけない事がほとんどです。

冠婚葬祭の行事やプライベートでもちょっと特別感のあるお出かけの時などに限定されます。

彼女が普段から「使用頻度と価格」のバランスなどを合理的に考えるタイプの方であればもしかしたらこのように思っているかもしれません。

▪️金属アレルギーがあり、高価な宝飾品は不要と思っている


そもそも貴金属が肌に合わない場合です。この場合はお付き合いしている時に既に把握されていることでしょう。

重度のアレルギーであれば避けた方が良いですが、婚約指輪の素材は概ね「プラチナ」で作られます。

「プラチナ」は金属アレルギーが起きにくい材質というのもあり、純度の高いプラチナの指輪を一度試されると良いと思います。
(当然、本人がそれでも嫌だという場合はやめておきましょう)

サプライズで指輪をプレゼントする事は叶いませんが、誠意が伝わりますし、その他のプレゼントを一緒に選ぶ事ができます。

そうする事で本当に一生大切に使えるモノに出会えますので、婚約指輪が難しい場合はその他のプレゼントを検討すると良いでしょう。

▪️経済的な理由でいらないと言っている


遠慮であれば、これは本心は欲しいと思っているパターンです。

この場合は結果的に婚約指輪をお渡しされる事をオススメします。

彼氏への気遣いの為、彼氏が彼女に指輪の事について何か聞こうとしても断られるでしょう。

しかし女性の共通の友人には本音を漏らすかもしれません。

友人に彼女を買い物などに誘ってもらい、情報を聞き出すと良いでしょう。

この時に指輪の好みやこだわりなども聞くことができればベストです。

既に二人の収入、家族も踏まえた経済状況(病気や借金など)、貯蓄状況が共有されている状態であればプレゼントするのは良くないかもしれません。

しかし、プロポーズしてから、更には結婚式の後でもプレゼントできるチャンスはいくらでもあります。

お小遣いから毎月その為の貯金をする事や、今はスマホでアンケートに答えるだけの副業などもありますので、高価ではなくても、タイミングが遅くなってもプレゼントしてあげると非常に喜ばれます。

▪️指輪ではなくてその他のものが欲しい


これは二人で良く話し合って結論づけましょう。

ポイントは婚約指輪の予算と同じ価格帯のものが良いです。

同価格帯のものにするポイントは絶対に外してはいけません。

担当したお二人からお伺いした指輪以外のプレゼント事例は下記の通りです。

その他のアクセサリー(ネックレスやブレスレットなど)

腕時計

家具や家電

結婚式費用

旅行

趣味で使うもの(サーフボードや楽器など)

両親へのギフト

これらを婚約指輪と同じ価格帯で選ぶ理由は、後々生まれてくるかもしれない不満のタネをなくす為です。

▪️母親の指輪をそのまま譲ってもらえる


かなり稀なケースですが、こんな事もあります。

主に母親からの提案があってこうなるケースが多いようですが、クリーニングして、刻印を追加して、サイズを直して使用できます。

繋がりや継承を大切にしている方ならではのケースとなります。

▪️指輪を贈らない場合に起ること


彼女の意思で指輪を贈らない結論になったとしても、相手の親や友人への見え方が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

彼女の親が「婚約指輪を贈らないなんて不誠実」「ちゃんと結婚できるのか不安」など思われる事を心配してしまいます。

しかし、大切なのはお互いの意思です。

彼女の「いらない」という意見を尊重した上で、それでも先程の彼女の親の印象などが気になるようならそれを伝え、しっかりとお二人でお話されると良いでしょう。

両親や友人へは会った時に彼女から説明してもらえば良いだけなので、それ程大きな問題になりません。

見え方にこだわりすぎて数十万円する指輪を購入するのはあまり意味のないことのように思えます。

迷った場合はお二人で考えをしっかりと話し合った上で決められると良いでしょう。

彼女が指輪を欲しいと思っている場合


この場合、数多くの注意点があります。

指輪を用意する際には先程の項目の他にさらに把握しておかなければいけない項目が増えてきます。

また、ジュエリーショップでも詳しく教えてくれますが、ハッキリ言って単価の高い商品を買ってもらうことが目的ですので何も分からないままジュエリーショップへ行くのは危険です。

「皆さんこのくらいのグレードや価格のモノを贈られてますよ」

「ご予算は超えてしまってますが、、すっっごく喜ばれますよ」

「おばあちゃんになってもずっと大切に持っておくものですので、、」

など何も知らない男性にお金を出してもらうテクニックを訓練してますので気をつけて下さい。

彼女の考え方を把握する方法


そもそもその考え方をどう把握するのかというと、

・ストレートに婚約指輪の話題を出して聞く

・日常の会話の中から考え方を引き出す

・共通の女性の友人に協力してもらう

この3つの方法があります。

ストレートに婚約指輪の話題を出して聞く

「婚約指輪をプレゼントしたらつけてくれる?」

「婚約指輪は何かこだわりとかはある?」

「◯◯(ブランド名)のアクセサリー好きだし似合ってるよね。やっぱり婚約指輪なんかも◯◯が良かったりするの?」

などと聞いてあげましょう。

「いる?」「欲しい?」は気を遣って遠慮する場合があるのでNGです。

日常の会話の中から考え方を引き出す

映画やドラマなどで指輪を渡すシーンの時に「こんなシーンは憧れる?」

友人や会社の同僚が結婚した話題から話を広げて意思を把握する
(婚約指輪以外のものを贈った友人がいればチャンス!「そんなの嫌だ!」とか「へー、それもアリだね」とかを引き出せます)

普段つけているアクセサリー類から話題を広げる(デザインや素材など)

これは少しテクニックが必要ですが、二人の打ち解けた空気感の中でさらっと聞くイメージなので気を張りすぎることはありません。

もしかしたら今までそのような会話をしていたのかもしれませんが、今までは意識していなかったので記憶にないだけ。

婚約指輪の購入を考えている今の敏感なあなたなら、彼女の言動から意思まで拾えるはずです。

共通の女性の友人に協力してもらう

これが最も確実な方法です。

仲の良い女性同士なら、ストレートに彼女の思いを引き出せます。

友人に負担がかかってしまう懸念はありますが、これができるのなら使わない手はありません。

是非協力をしてもらって、後にその友人にちゃんとお礼もしてあげましょう。

② サイズはどうする?


婚約指輪の購入を考える際に最初に壁になるのがこの項目です。

男性は女性の指輪のサイズに無頓着な人が多く、彼女の左手の薬指のサイズが分からない…という方が非常に多いのです。

多少サイズが違っていても最終的にはお直しができますが、お直しに頼るのはオススメできません。

やはりプロポーズの時に渡した指輪のサイズがバシッと決まっていると、女性の喜びは何倍にもなります。

しかし、結婚を考える年齢のカップルの場合、左手の薬指の話題は非常に敏感です。

男性が思っている10倍以上敏感になっていると思っておいた方がよいでしょう。

では、どのようにしてサイズを把握すればよいのか。方法としては下記の5つあります。

指輪のサイズを知る手段

・寝ている間に測る

・会話の中で知る

・ジュエリーショップの試着で把握する

・女性の共通の友人に聞いてもらう

・持っている指輪で把握する

オススメなのは左手の薬指の指輪があれば、指輪の内径(内側の円周です!外側ではありません!)を鉛筆で紙に書いておく、でOKです。

それをジュエリーショップに持っていけばサイズがわかります。

指輪がない場合は女性の共通の友人に聞いてもらう事です。

寝ている間に測ることについては、一度寝たらなかなか起きない自信があれば寝ている時に紙を第2関節の位置でこっそり測るのも良いですがリスクが伴います。

サプライズを重視する際はさりげなく女性の共通の友人に聞いてもらうのが一番安全でしょう。

安全優先で慎重に行いましょう。

③ ダイヤモンドの「質」とは?


ダイヤモンドは数多くの項目でランク分けされており、ランクによって価格も全く違うものになってきます。

カラット(Carat) … 重量

カラー(Color) … 色

クラリティ(Clarity) … 透明度

カット(Cut) … 輝き

「4C」と呼ばれ、ダイヤモンドは主にこの4つで評価され、さらにそれぞれグレードが分かれます。

男性とは話題にもならないので、実は

「カラーがF以下なんて信じられない」

「カットは3EXが良いと思っていた」

「カラットよりもその他の質が高い方が…」

というこだわりがあった…となると大変ですよね。

サイズはお直しできてもダイヤモンドを変更する事はできません。

ここは事前のリサーチが非常に難しい所なので、女性の共通の友人に買い物に誘ってもらい、ジュエリーショップに立ち寄った際に確認してもらう、などが望ましいです。

ただ、婚約指輪はジュエリーショップでもほとんどの場合質の高いダイヤモンドで販売されています。

ここは数万円を払うリスクよりも、予算重視で質を下げるリスクの方がはるかに大きい為、質の高いグレードで購入されることをオススメします。

④ どんなデザインがいいの?


婚約指輪と聞くとダイヤモンドが指輪から飛び出る形で配置されている形がイメージされますが、指輪のデザインも様々な種類があり、好みも分かれます。

日常の会話をヒントに婚約指輪のデザインもスムーズに選べるように準備しておきましょう。

主なデザインは下記の5種類です。

婚約指輪の主なデザイン

① ソリティア


いわゆる一般的に婚約指輪にイメージされるデザインです。
リングの上部にダイヤモンド が1粒配置されるオーソドックスなデザインです。

② メレ


中央のダイヤモンドの両脇に小粒のダイヤモンドを配置するデザインです。左右1粒ずつの2粒でも、リングを1周するものでも同じメレというデザインです。
この場合、左右に配置するメレダイヤはカラットは小さくなります。多少質が低くてもわかりづらい特徴があります。
メインのダイヤモンドに比べて質を下げて販売しているジュエリーショップもありますので注意して下さい。

③ パヴェ


パヴェはフランス語で「石畳」という意味があります。
メレはメインのダイヤモンドの脇に配置するのに対し、パヴェは小粒のダイヤモンドを敷き詰めたデザインです。
飛び出たダイヤモンドがないものもあるため普段使いしやすく、結婚指輪との重ね着けもしやすいデザインです。

④ エタニティ


同じサイズのダイヤモンドをリングに配置したデザインです。
途切れる事なくダイヤモンドが敷き詰められている事から「永遠」という名前がついています。
こちらも普段使いしやすいデザインです。

⑤ 色石


ダイヤモンドではなく、サファイヤやエメラルドなど色のある石をメインにした婚約指輪です。
実は海外セレブも婚約指輪に色石を贈ったりする程人気があります。
意味合いを持つ特徴があるので、オリジナリティ溢れる婚約指輪になります。

⑤ 価格はどのくらいのもの?


昔は「給料の3ヶ月分」なんて言われていましたが、今はそこまで高価なものを贈る傾向はないようです。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」(全国推計値)によると、全世代の平均で35万円

年齢によって平均値などは変動しますが、概ね20万円〜40万円の価格帯で贈られているようです。

ただ、その方の年収や状況、彼女の考え方など様々ですので、こちらの価格は参考程度に考えるのが良いでしょう。

せっかくお金をかけてもその他のポイントを押さえられていなければ意味がありませんので、バランスを考えて購入される事をオススメします。

⑥ 今後の用途はどう考えているのだろう?


今後の用途とは、彼女が結婚後に婚約指輪をどのように扱うかという事です。

・冠婚葬祭など特別な行事の時にのみ着用する

・子供の入学式などの式典に着用してする

・街中デートや外食の際に着用する

・普段から日常的に着用する

など、どのシーンに結婚指輪と重ね着けしたいのかを把握できていれば、先程ご紹介したデザインも迷うことなく選ぶことができます。

しかし、例え共通の友人から「毎日重ね付けしたいと言っていた」と聞いたとしても、「じゃあエタニティだな」となるのは危険です。

好みのデザインを優先した方が喜ばれることが多いので、その点には注意しましょう。

また、婚約指輪は注文してから約2ヶ月ほどの期間がかかります。

プロポーズの日から逆算してこれらの項目を決定できるよう、余裕を持って準備しましょう。

まとめ


ここまで読んでいただいてありがとうございます。

いかがでしたでしょうか。

これだけの注意点を確認できていたら、次はジュエリーショップまで話を聞きに行ってさらに具体的にイメージしましょう。

もう一度言いますが、ジュエリーショップでは必ず巧みなトークで営業、販売されます。

数店舗回る予定がある旨を先に伝えて店員さんに色々と教えてもらいましょう。

それでは今回の記事を簡単にまとめます。

記事のまとめ

まずは彼女が婚約指輪についてどう考えているかを把握しましょう。

いらないと思っている場合

・本当にいらないと思っているかの確認を入念にしましょう。

・婚約指輪を贈らない場合はお互いの意思を確認しましょう。

・代わりのものは婚約指輪と同価格帯のものにしましょう。

欲しいと思っている場合

・薬指のサイズはできるだけリスクを避けて確実な方法で。

・共通の女性の友人に聞いてもらうのがベストです。

・ダイヤモンドは予算よりも質を優先しましょう。

・彼女が好きなデザインを把握しておきましょう。

・価格は全国平均で35万円。20万円〜40万円の価格帯で選びましょう。

・結婚後どういうシーンで婚約指輪を重ね付けしたいかを確認しましょう。

・用途に合わせたデザインよりも彼女が好みのデザインを優先しましょう。

この記事が皆さんの指輪選びのお役に立てれば幸いです。

プロポーズ全般のポイントをまとめた記事もありますので、こちらも是非ご覧ください。

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最後までお読み頂きありがとうございました。