気になる女性とバーへ行くとなれば、男性なら誰もがカッコ良く振る舞いたいと思いますよね。
しかし、行き慣れていないとなかなかその提案ができません。
「カクテルの名前とかあまり知らないし…」
「恥ずかしい思いをしたくない…」
そんな方でも大丈夫です!!
この記事では、バー初心者の方が女性と一緒でもスマートに振る舞える方法をご紹介します。
また元々バーで働いていた事もある筆者だからこそ伝えられる、“バー側から見て気持ちの良いお客様“についても解説します。
自分も、一緒に行く女性も、お店も嬉しい三方よし。
バー初心者の為の利用のコツをお伝えします。
この記事はこんな方に向けた内容です
・気になる女性と一緒にバーへ行ってみたい
・大人になってきたのでバーデビューをしたい
・敷居の高いバーでもカッコよく振る舞える大人になりたい
この記事ではこんなお悩みを解決に導きます
・バーは初めてで何が分かってないのかも分からない
・女性と一緒に行くにはハードルが高いと思っている
・お酒の勉強をしてからじゃないと恥ずかしいのでは…
・女性とバーへ行きたいがどう振る舞えば良いか分からない
▪️ C O N T E N T S ▪️
バーの種類について
ひと言に「バー」と言ってもグレードやコンセプト、雰囲気など様々な種類があります。
例えば生まれて初めてのバー体験で、シティホテルの最上階のバーへ一人で行くと「楽しい」という感覚を味わいにくくなる為、まずはバーの種類を知ってから徐々に慣れていくのがよいでしょう。
▪️オーセンティックバー ”敷居が高い”
※写真はイメージです
いわゆるシティホテルにあるバーや、路面店でも帽子を脱がなければいけないようなバーです。
重厚なカウンター席の他に、大きなソファーでゆったりと座りながらお酒が楽しめるテーブル席も多くあるイメージです。
「本物の」と言った意味があり、専門的な知識と卓越した技術をもったバーテンダーがお酒を提供する静かでまさに大人の空間といったバーです。
かなりカッチリしたバーなので、最初に行くバーとしてはオススメできません。
▪️ショットバー ”ややカジュアル”
※写真はイメージです
先ほどのオーセンティックバーよりかはカジュアルで、初心者がバー体験をするにはオススメなバーです。
店内はこじんまりとしていて、こだわったカウンターとテーブル席が数席といったイメージです。
しかしお酒についての専門的な知識と卓越した技術を持ったバーテンダーがいる店は同じで(お店によってバラツキはありますが…)本格的なお酒を味わう事ができます。
名前から「ショットグラス=一気飲み」のような連想をされがちですが全く違いますので安心してください。
▪️スタンディングバー ”カジュアル”
※写真はイメージです
その名の通り、座る事なくカウンターなどに立ちながらお酒を飲むバースタイルです。
海外の映画に出てくるようなパブをイメージして頂くとよいと思います。
オーダーごとにお金を支払うお店も多く、非常にカジュアルなバースタイルです。
▪️ダイニングバー ”食事が充実”
※写真はイメージです
カンタンに言ってしまうと「お酒が充実しているレストラン」という感じです。
レストランなので基本的には食事をメインに楽しむお店です。
女性と一緒に行く場合は、最初のデートでダイニングバーを利用してお酒の好みを把握してから、上記のようなバーへ行くと良いステップとなります。
▪️コンセプトバー ”女性の好みによる”
※写真はイメージです
いわゆる「ワインバー」や「日本酒バー」、「クラフトビールバー」など特定のお酒に絞ったコンセプトを持っているバーの事です。
コンセプトバーを利用する時は、自分が好きだからではなく、女性が好きだから一緒に行くようにしましょう。
男性はマニアックな事に魅力を感じてしまう為、バーテンダーとの話に夢中になってしまいがちです。
女性と行く場合は、女性が楽しめるかどうかをお店選びの最優先にすることを忘れてはいけません。
いきなり女性と行かず、まずはお店の下見から
今はネットでお店の雰囲気やクチコミなどを見る事ができる為、お店自体の全体像をつかむことはカンタンにできます。
しかし、女性と過ごす時間は会ってから別れるまで流動的に進んでいきます。
瞬間移動でお店の中に移動するわけではないという事を覚えておきましょう。
ここで下見の際のポイントをご紹介します。
・お店へ向かう道中にファッションホテル街などがないか
無駄な誤解をされたくないですよね!
・女性が歩きやすい街並みか(ガラの悪さや暗くて怖い道など)
・ヒールでも歩きやすい、入りやすいお店か
・下見は女性と会う同じ曜日が理想
・一人もしくは友人と行くと良いです
・バーテンダーと会話をしましょう
お酒の事やお店の事を教えてもらいましょう!
・良いお店ならバーテンダーに次回気になる女性を連れてくる旨を伝えましょう
・日にちが決まっていればその場で予約をしておく事がオススメ
また、バーではバーなりの「マナー」というものが存在します。
必ずこちらのNG行為の記事を確認してから行くようにしてくださいね!

お酒の勉強はしていった方がよい?
結論は「不要」です。
理由はバーテンダーに教えてもらえば良いからです。
慣れてない段階で一人や友人と一緒に行く場合は、「バーは慣れてなくてお酒も詳しくありません」と伝えれば、かなり忙しい時を除いてバーテンダーは「最高のお酒の先生」になります。
ここは恥ずかしがらずに積極的に教えてもらいましょう。
気になる女性と行く場合は、横文字のカクテルをサッと頼むようなカッコいい男性がイメージにあると思います。
しかし、背伸びはせず飲んだことがあるお酒からオーダーしましょう。
理由はアルコール度数や、自分の身体に合う、合わないなどがあり、悪酔いや体調不良を防ぐ為です。
オーダーの仕方について
バーではメニューがあるお店とそうでないお店があります。
オーセンティックバーには概ねメニューの用意がありますが、カウンターやテーブルには置いておらず
「メニューはありますか?」
と聞くと出てくる場合がほとんどです。
まだ詳しくなければメニューをもらって経験のあるお酒をオーダーするか、
「◯◯はありますか?」
「◯◯をお願いしたいのですが…」
と種類を伝えて作ってもらいましょう。
ちなみに私はバーではだいたい1杯目は生ビールにします。
(その前の食事にもよりますが)
理由は、バーで飲むビールはグラスも普段と違っていて、ビール本来の旨味を最も感じられる空間だからです。
また、2杯目へ進む為にカラダに準備させる意味もあります。
バーテンダーにオーダーを任せたい時
バーでのもう一つの楽しみは、初めてのお酒を飲む事です。
初来店の1杯目ではオススメしませんが、女性と一緒でも2杯目からはオーダーしても良いでしょう。
初めてのお酒をバーテンダーに相談しながら作ってもらい、「どんな味なんだろう」とワクワク感を女性と共有しながら過ごす空間の方が、女性にとっても、バーテンダーにとっても心地よい空間となります。
ここで注意点があり、先程ご紹介したNGの記事にも書いてありますが、「おまかせで!」は良くありません。
あなたの情報がまだ少ないので、バーテンダーが何を作ったら良いか分からないからです。
ここでは下記のようなテンプレートで伝えてあげるとバーテンダーもお酒が作りやすいオーダーとなります。
・ベースとなるお酒は何がよいか?
ウォッカ、ジン、ラム、テキーラ、ウイスキー、リキュール類(その中でも何か)
・アルコール度数は?
低い、高い、ビールくらい、ワインくらいなど
・甘さは?
控えめ、甘い方が良い、甘さはいらない
・炭酸の有無(得意か苦手か)
・使用素材
フルーツ系(柑橘系など)、ナッツや種子系、ハーブや薬草系、その他(クリームやコーヒー紅茶、花や卵など)
オーダーを例にあげると
「ジンベースで度数は低く、甘さは控えめで炭酸が入っていて、ハーブの香りがするもの」
といった感じです。
あとはバーテンダーからくる質問に答えて、女性と一緒にワクワクしながら新しい味を見つけていきましょう。
おつまみについても、バーテンダーに助言を仰ぎ、そのお酒に合うものを出してもらうと良いでしょう。
飲まなくてもダメ、飲み過ぎてもダメ
先程のNG集でもご紹介していますが大切な事なのでここでもお伝えしておきます。
つい会話に夢中になり、1杯のドリンクで1時間も経ってしまう、ということがないようにしましょう。
バーは大衆的なカフェで学生が勉強するなどという用途とは違っていて、お酒がメインの空間です。せめて30分ごとに1杯くらいのペースでオーダーできるよう、お酒を進める事も忘れてはいけません。
また、逆に飲み過ぎてカウンターに顔をつけてしまったり、大きな声を出してしまう事は絶対にNGです。
自分に合ったペースでマナーを持ってお酒を楽しむようにしましょう。
お会計の時のポイントは2つだけ
バーでの会計は基本的にテーブル会計です。
バーテンダーに「チェックお願いします」と伝えればOKです。
すると金額が書かれた紙とトレーが差し出され、支払いをするという流れです。
ここでは、2つ注意点があります。
① 女性が離席したタイミングがベスト
② 現金の用意を忘れずに
離席させる方法はこちらの記事の「6.支払いについて」を参考にして下さい。

結論から言うと「お化粧直ししてくる?」だけでOKです。
退店する時も女性への気遣いを忘れずに
会計も終わりお店を出る時にはバーテンダーに「ごちそうさまでした」や「おやすみなさい」と一声かけてから退店しましょう。
お店を出るまで女性をエスコートする事を忘れず、コートをかけてあげたり、段差がある場所では「気をつけて」など紳士的に声をかけてあげましょう。(飲み過ぎていたらこれすらもできませんよ!)
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
これであなたも女性と一緒にバーへいける準備が整いました!
何ひとつ難しい事はないですよね?
自信を持って誘って、素敵な時間を過ごしてください。
今回の記事をカンタンにまとめます。
・バーにはカッチリした雰囲気のお店からラフなお店まである
・気になったお店は一度訪れてみよう
・お酒の勉強は特にしなくてOK!
・何がマナー違反なのかは事前にチェック
・まずは馴染みのあるお酒からオーダーしましょう
・オーダーを任せる場合は分かりやすく好みを伝えましょう
・飲み過ぎには特に注意を!
・スマートにお会計を済ませよう
・退店時にも女性への気づかいを忘れずに
これを機にスタイリッシュな男性に一歩近づく実感が得られれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。